2012年02月29日

「矢」ランプ

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古いアメリカのメーカー不明のDesk Lampです。
たぶん1940年代頃のものだと思います。

メーカーは不明ですが、アーム部分に「矢」のような装飾を施された、とても重厚感のあるランプです。

素材は銅製(Copper)かもしくは銅めっきで、ベース部分の下側のみ重量のあるキャストアイアン製になるようです。

経年により表面の一部には銅特有の錆び(緑青)が出ていて、色味も深みのあるダークブラウンに変色しています。ソケットの真鍮(Brass)とは経年による変色具合が全く違います。

ちなみにランプとは関係ありませんが、明治8年創業の日本で一番古い歴史を持つ手づくり茶筒の老舗、京都の「開化堂」はご存知でしょうか。

銅・ブリキ・真鍮を使って古くは茶筒、現在ではパスタ缶や珈琲缶などを作っているメーカーですが、老舗だけに長年使い込まれた経年による各素材の色変化が大変参考になると思います。

茶筒 開化堂 銅製
posted by dai at 20:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のLamp 

2012年02月27日

1950年代初期

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フランスのジェルデ(Jielde)社のDesk Lampです。
デザイナーはJean-Louis Domecq。

普通の長さのアーム(ボルトを通す穴から穴までが約40cm)が2本が付いた、フランスのジェルデ・ランプです。

塗装はオリジナルのもので、たぶん古いジェルデで一番よく見る薄いグリーン色(現・Green water)です。

3箇所にボルトを通す穴のある普通のベースの下には「コードを通す穴が開いたベース」が付けられていますが、普通のベースには溝が加工されているので一番下のベースのみあとから別の同色のジェルデから移植された物のようです。

タグは「歴代タグ」の上段と同じジェルデ初期のタグで塗装もオリジナル、経年による錆びや汚れなどがありますが1950年代のジェルデの初期のランプになると思います。

ちなみにシェードの首の付け根(ソケットが付いた部分)のパーツは普通のものよりも少し短い意外と珍しいショートタイプです。普通のものよりも短い分くびれが強調されるので、アーム無しやショートアームとの方が相性は良いようです。
posted by dai at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | Jielde 2

2012年02月23日

「AJUSCO」?

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古いアメリカのメーカー不明のDesk Lampです。
たぶん1940〜50年代頃のものだと思います。

アームの間接部分は「FARIES」社のランプなどと同じでしっかり固定できる蝶ネジタイプで、丸いベース部分は4個所にボルトを通す穴のある机や壁などに直接固定するタイプです。

特徴的なのがシェードの形で、緩く絶妙にカーブしたベル型シェードです。

全体的に塗装(ダークブラウン)の剥がれや錆びなどで刻印の類はありませんが、アームとベース部分の形からすると、恐らく「AJUSCO」社のランプになると思われます。

但し「AJUSCO」のランプでこのベル型のシェードが付いたものは「?」で、とても希少で珍しいモデルになるか、シェードのみ別のランプから移植してカスタムされたものになるのかも知れません。

古いランプはシェードをソケット部分ごと交換された物も多くあり、有名メーカー以外は本当にオリジナルのシェードかどうか判断し難いのが現状です。最近ではGRAS/RAVELランプのオリジナルではないシェードが付いた物もよく見掛けます。

ちなみに以前コチラで紹介した工業用ランプが「AJUSCO」社のランプのオリジナルになるようです。
posted by dai at 19:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のLamp 

2012年02月19日

鉄<銅

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古いアメリカのメーカー不明のClip Lampです。
たぶん1940〜60年代頃のものだと思います。

日本製の古いランプにもあるようなベース部分がクリップ式の小さいランプです。

挟むクリップ部分が丸く形成してあるので、平らな物から丸いパイプのような物まである程度の厚みまで固定できるようになっています。

ランプ自体は真鍮製(Brass)のようにも見えますが、銅製(Copper)かもしくは銅めっき製だと思われます。

ちなみに銅は経年変化という点では鉄よりも優れた金属になります。

鉄は経年により錆び始めると素材自体が退化して脆くなりますが、銅の錆び(緑青)は表面に付着するだけなので下地の銅自体は退化しません。

逆に一度できた錆び(緑青)は銅を保護する役割を果たし強度が増すとも言われています。
posted by dai at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のLamp 

2012年02月15日

切れ込み

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フランスのジェルデ(Jielde)社のDesk Lampです。
デザイナーはJean-Louis Domecq。

普通の長さのアーム(ボルトを通す穴から穴までが約40cm)が1本、約半分の長さのショートアーム(ボルトを通す穴から穴までが約25cm)が1本付いた、合計2本アームのジェルデのデスクランプです。

オリジナルの元の塗装(グリーン)は剥がされ、過去にブルーグレー色でリペイントされていたようですが、現在ではアーム部分の塗装はほとんど残っていない状態です。

シェードには頭上からも明かりが漏れだすように、わざといくつか穴を開けてカスタムしてあります。稀にこのランプと同じようにわざとシェードに穴を開けたジェルデを見ますが、個人的にはあまり好きではありません。

ベース部分にはざっくりと切れ込みが入れられていますが、何か段差のある物に固定して使われていたようです。

個人的には少々勿体無い気もしますが、元々は工業用のランプなので持ち主が使い易いようにカスタムするのが本来の正しい使い方になるのかも知れません。
posted by dai at 20:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | Jielde 2
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