2012年03月30日

バンカーズランプ?

dai02046.jpg

古いアメリカのメーカー不明のDesk Lampです。
たぶん1930〜40年代頃のものだと思います。

シェードはホーロー・グリーンのエナメル仕上げで、アームやベース部分がBrass(真鍮)で作られたメーカー不明のデスクランプです。

ベース部分の渦巻きのような形は『FARIES FIXTURES』社のランプに良く似ていますが、太いアームや間接部分の形は以前コチラで紹介したランプに近いようです。

ベースから伸びた下側のアームはストレートですが、上側のアームは緩くカーブした独特な形をしています。アームの繋ぎ目とシェード(ソケット)とアームの繋ぎ目の2箇所にある球状の間接部分には蝶ネジがあり、好みの位置でしっかりと固定できるなど機能的な作りです。

ちなみにグリーンのシェードと真鍮のアーム・ベースの組み合わせは、アメリカの映画やドラマの図書館や銀行のシーンでよく見ると思います。

あれはバンカーズランプ/バンカーズライトと呼ばれるものでシェードはガラス製です。バンカーズの方は明かりが透けて幻想的に見えますが、このランプはホーローなので明かりが漏れることはありません。それでも真鍮の経年による変色具合など良い雰囲気のランプだと思います。
posted by dai at 20:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のLamp 

2012年03月26日

ブツブツ

dai02045.jpg

フランスのジェルデ(Jielde)社のFloor Lampです。
デザイナーはJean-Louis Domecq。

普通の長さのアーム(ボルトを通す穴から穴までが約40cm)が合計4本付いた、ジェルデのフロアランプです。

オリジナルの元の塗装は剥がされやや粗めの艶消しにポリッシュ、表面はメタル剥き出しではなく防錆のために軽くクリア塗装がしてあるようです。

アルミ部分のスジや巣穴などの「表面の凸凹」は中途半端に残っており、平らに研磨されてツルツルになった部分と巣穴のブツブツが残っている部分があります。

個人的には艶消しで仕上げる場合には、より金属らしい質感が出るので表面の凸凹はあえて残します。逆にピカピカの鏡面に仕上げる場合には凸凹は完全に失くします。

ちなみに一番下の王道のブレーキディスクやボルト・ワッシャー類は「黒染め」されています。スイッチもたぶんわざとメッキを剥がして下地の真鍮(金色)を出してあるようです。
posted by dai at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | Jielde 2

2012年03月23日

黒い復刻版

dai02044.jpg

フランスのGRAS/RAVELランプです。
モデルナンバーはN°205。
刻印はGRAS。

スタンダードな「N°1054」シェードに重厚感のある三角ベースが付いた「N°205」モデルです。

シェード以外の塗装は過去にわざと剥がされているようで、所々中途半端に黒の塗装も残っていますが経年により錆びが出始めています。

アームやベースはスチール製でシェードは錆びに強いアルミ製、素材のことを考えると普通は錆び易いスチールの塗装を残すのですが何故か逆になっています。

ちなみに以前コチラでGRAS/RAVELランプの復刻版が発売されていると紹介しました。その時は全てのモデルにメッキ加工(一部分に黒い塗装)がされていましたが、いつのまにか黒い塗装だけのモデルも販売されているようです。

この「N°205」モデルの復刻版はテーブルランプ (205BL-SAT)、何故かシェードだけを赤く塗装されたテーブルランプ (205BL-RED)も販売されています。定価が7万円前後でソケットの口金や刻印の違いなど完璧な復刻では無いにも関わらず意外と人気があるようで、モデルによっては品切れのランプもあるようです。
posted by dai at 20:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | GRAS RAVEL

2012年03月18日

どんぐり頭

dai02043.jpg

古いドイツの「Rademacher」社のランプです。
たぶん1920〜50年代頃のものだと思います。

Rademacher社のランプは1920代頃からおよそ50年代頃まで製造されていたようですが、資料がほとんど無く詳しい事は不明です。

シェードはドイツの古いランプによくあるホーロー・エナメル仕上げで、シェード上部分のどんぐり頭"R"マーク入りとスイッチがベークライト製(プラスチック?)、アームとベース部分はスチール製のようです。

三角ベースはボルトを通す穴が3箇所にある、机や壁などに直接固定するタイプです。アームの間接部分には蝶ネジがあるので好みの位置でしっかりと固定することが出来ます。

ちなみに配線コードは直接アームの中を通っておらず、アームの上部分にパイプ(ガイド?)を外付けで溶接してあります。

同じドイツのカイザー(kaiser)社やカンデム(Kandem)社のような知名度はありませんが、バウハウス・デザインを代表する素晴らしいランプだと思います。
posted by dai at 20:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のLamp 

2012年03月15日

緑+青

dai02042.jpg

フランスのジェルデ(Jielde)社のDesk Lampです。
デザイナーはJean-Louis Domecq。

普通の長さのアーム(ボルトを通す穴から穴までが約40cm)が1本、約半分の長さのショートアーム(ボルトを通す穴から穴までが約25cm)が1本付いた、合計2本アームのジェルデのデスクランプです。

シェードと首部分(ソケット+スイッチが付いている間接部分)はオリジナルの薄いグリーン色(現・Green water)で、残りのアーム2本とベース部分は元の塗装を剥がしてブルーメタリックに再塗装されています。

「緑+青」の不思議な組み合わせですが、別のジェルデ同士を組み合わせてカスタムされている訳ではないようです。シェード周りのリングにもブルーメタリックの塗料が付いている事から、あえてシェードと首部分のみオリジナルの薄いグリーン色を残してあるようです。

個人的には意味不明なカスタムだと思いますが、塗装の剥げや錆びなどで独特な雰囲気のランプにはなっているようです。

ちなみにベース部分にはコードを通す為の穴の加工がしてあり、真鍮の配管用のプラグが差し込んであります。
posted by dai at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | Jielde 2
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。