2012年10月27日

もう少しで100年

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フランスのGRAS/RAVELランプです。
モデルナンバーはN°205。
刻印はGRAS。

スタンダードな「N°1054」シェードに重厚感のある三角ベースが付いた「N°205」モデルです。

オリジナルの塗装の上から所々リペイント(上塗り)されているようですが、凹み易いアルミのシェードも綺麗な方で、およそ90年以上前(?)のランプとしてはとても良い状態だと思います。

少し気になるのがシェードの内側で、本来アルミ剥き出しのはずですが白色にペイントされています(もちろんこれは元の状態に戻すことは可能)。

あとは間接部分の刻印が幾度か重ね塗りをされたことにより、文字が所々薄くなってしまっています。

元々GRAS/RAVELの刻印自体があまり深く彫られていないのもありますが、経年による錆びやペイントでの塗り重ね・研磨のし過ぎなどで全ての文字が綺麗に読めるものは意外と少ないようです。

ちなみに刻印の文字の薄れがペイントによる重ね塗りだと判断さえできれば、剥離剤で塗装を除去・リペイントで文字が綺麗に読めるようになることもあります。
posted by dai at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | GRAS RAVEL

2012年10月23日

スイッチ穴のキャップ

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フランスのジェルデ(Jielde)社のWall Lampです。
デザイナーはJean-Louis Domecq。

アーム無しのシンプルな壁掛けタイプのジェルデ・ランプです。

オリジナルの元の塗装は剥がされ全体は半艶(?)にポリッシュされています。アルミ部分(ベースや間接部分)は「表面の凸凹」のスジを残してそれ以外を軽く磨いてあるようで、巣穴がやや中途半端に残っている状態です。

ちなみにこのジェルデは、どちらもベースとシェードの首部分(ソケットが付いた関節)にスイッチ用の穴が開けてあります。

このジェルデの場合は現状ベース側にスイッチが付けられているので、シェードの首部分側には穴を塞ぐ為のゴムキャップが付けられています。

ベースとシェードの首部分の両方にスイッチ用の穴が開いているということは、本来スイッチ自体を入れ替えさえすればどちらでも使えますよという仕組み(?)のはずです。

ただキャップ自体が問題で、例えばシェードの首部分に付いているキャップをベース側にはめようとするとガボガボなんてこともよくあります。シェードの首部分とベースとでは開いている穴の径が微妙に違っているようです。

キャップの素材もゴム以外にプラスチック製もあったり、形状もツメで内側に引っ掛けるタイプやただ単に押し込むタイプもあります。未だにキャップについては不明なことが多くあります。
posted by dai at 20:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | Jielde 2

2012年10月18日

各パーツにも

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アメリカの『FARIES FIXTURES』社のDesk Lampです。
たぶん1920〜30年代頃のものだと思います。
モデルナンバーは1012。

上側は「FARIES FIXTURES」社のデスクランプ「1012」モデルです。

素材はBrass(真鍮)製で経年により表面が少し黒っぽく変色していてとても良い雰囲気のランプだと思います。

下側は「FARIES」の古いカタログ(資料)ですが、シェードやベースのみならず、間接や蝶ネジに至るまで、ほぼ全てのパーツに型番(モデル番号)があるのには驚かされます。

またランプ表面の仕上げも「Brushed Brass」か「Polished Brass」のどちらかを選択できたようです。

同じモデルでも綺麗な金色が残ったままのランプや、一方で黒っぽく変色してるランプがあったりするのは、経年による変色よりも、最初の仕上げの違いによるものなのかも知れません。

ちなみにBrass(真鍮)製のランプだけではなく、Copper(銅)製のランプも少量ではあるようですが製造されています。
posted by dai at 20:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のLamp 

2012年10月14日

No.3470-P-174?

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アメリカの「Fostoria」社のMachine Lampです。
たぶん1940〜60年代頃のものだと思います。

以前コチラでも紹介したFostoria社の「P-32」モデルです。

古いカタログの下段・右側には「P-32」と書かれていますが、下段・左側のカタログには「No.3470-P-174」と書かれており、実際のモデルナンバーはどちらかは不明です。

カタログのモデルはどちらもベース部分がボルトを通す穴が2つだけの細長いタイプ、間接部分はボールジョイントタイプ(間接部分が二股に別れて真ん中のボールを挟み込む形)でFostoria初期のタイプです。

間接部分の形は「前期・中期・後期」で違います。

ちなみに上段のランプはベース部分がL字型でボルトを通す穴が4箇所あるタイプ、間接部分は真ん中のボールが無い平べったいタイプの後期モデルになります。
posted by dai at 20:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のLamp 

2012年10月07日

巣穴・スジ残し

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フランスのジェルデ(Jielde)社のランプです。
デザイナーはJean-Louis Domecq。

オリジナルの元の塗装だけを剥がした状態のジェルデ・ランプです。

ご覧のようにジェルデのアルミ部分(ベースや間接部分)は決して平面ではなく、巣穴やスジなどの「表面の凸凹」があります。

表面を研磨せずに塗装だけを剥がすことでジェルデの「素」の状態をがわかると思います。

あえて巣穴やスジを残すことで、より金属らしい質感がでるので最近流行の仕上げにもなってきているようです。

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ちなみにこのジェルデは「磨き依頼」を受けた、現行品の一つ前のシールタイプ最後のものです。

元々は艶消しのブラックでしたが表面を研磨せずに塗装だけを剥がし、あえてアルミ部分の巣穴やスジを残して仕上げてあります。

一旦シールタグを剥がし塗装を除去、スチール部分を若干磨いて防錆の為のクリア塗装をして再度シールタグを貼り付けてあります。
posted by dai at 20:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | Jielde 2
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