2014年04月26日

もらい錆び

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フランスのジェルデ(Jielde)社のDesk Lampです。
デザイナーはJean-Louis Domecq。

普通の長さのアーム(ボルトを通す穴から穴までが約40cm)が2本付いた、ジンプルなジェルデのデスクランプです。

塗装はオリジナルのもので、古いジェルデでたぶん一番多い薄いグリーン系のカラー「Green water」

実際に工場などで使われていたものなのでしょうか、塗装の剥がれや錆び・傷などがたくさん見られます。

特にスチール部分(シェードやアームの棒部分)は、錆びの影響で塗膜が浮いて剥がれている部分があります。スチールとアルミ(間接部分やベース)の経年による違いがわかると思います。

ちなみにアルミは錆びないと思われがちですが、錆び難いだけで錆びます。ジェルデには使われていない素材ですが、ステンレスも同じで錆びは出ます。

アルミの場合は茶色の錆びというよりは白く粉を吹いたような独特な錆びが出ますが、稀に茶色の錆びが付着していることもあります。

これは「もらい錆び」と呼ばれるもので、スチールなどの錆びが長時間触れることで錆びが移ってしまう現象です。
posted by dai at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | Jielde 2

2014年04月13日

グラファイト塗装

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フランスのジェルデ(Jielde)社のFloor Lampです。
デザイナーはJean-Louis Domecq。

普通の長さのアーム(ボルトを通す穴から穴までが約40cm)が4本付いたジェルデのフロアランプです。

オリジナルの元の塗装は剥がされ、アルミ部分の「表面の凸凹」のスジや巣穴をわざと残して、やや荒めの艶消しにポリッシュしてあります。

あと少しわかり難いですが、スチール部分(シェード・アームの棒部分)のみ防錆びの為に「黒染め」されているようです。

最近では黒染め液で行う「黒染め」よりも、手軽なグラファイト塗装(黒鉛ベースの塗料)で塗装して、その後表面にやすりを掛けて色味を落とすカスタムが主流になりつつあるようです。

実際に金属を化学反応させる「黒染め」は茶色や青などの染めムラ(そこが味でもある)を生じ易く、とても難しい部分があります。その点グラファイト塗装は表面を均一にできます。但しメーカーによりグレーぽかったり同じ黒でも色味に違いがあるようです。

 ガイアカラー リアルフィールカラーシリーズ グラファイトブラック ガイアノーツ
 キャロムショットTHE BLACK STEEL(ブラックスチール)
 FCJ/ファインケミカルジャパン スプレーブラッセン 420ml FC142(BR-SP)

ちなみに「黒染め」とは黒染め液で金属を染める・化学反応させるもので、グラファイト塗装したものは「黒染め」とは呼べません。グラファイト塗装は鉛筆の芯などに使われている黒鉛をベースにした塗料であくまでも塗装です。

なかには本物の鉄をベースにした塗料もあり、水を掛けて放置しておくと錆びが発生するものもあるようです。

 【ガイアノーツ リアルフィールカラー リアル アイアンブラック】ガイアノーツ 30051 リアルフ...

posted by dai at 20:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | Jielde 2
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